上級者以外がハイエンドロッドやリールを使うことについて

どの界隈でもある話ですが

上級者以外がハイエンドクラスの道具や製品を

使うことへの賛否両論について私の考え方を書きたいと思います。

なにせ、私は上級者ではないですが

ハイエンドロッドやリールも使っていますので(汗)

 

ちなみに、この記事では

ハイエンド機種を勧める訳ではないです。

タイトル通りの疑問や考えに関する記事となります。

 

分かりきっている結論

「好きな道具を使えばいい」

これは変わらないと思いますので

今回記事にする内容としては

・私がハイエンドを使うことになったきっかけ

・私が思うハイエンドのメリットとデメリット

・私が感じるハイエンドの使いはじめと現在

・私が考える上級者以外がハイエンドを使うことについて

・まとめ

 

こんな感じで書いていきたいと思います。

いつも通り、私個人の考えですが

ハイエンドロッドやリールに興味がある方で

まだ、自分には早いかな。。。なんて考えている方の

参考になれば幸いです。

 

私がハイエンドを使うことなったきっかけ

過去記事にも書いていますが

あたらめて書きます。

 

ハイエンドとは少し違うかもですが

初めて買った上位機種は

ナマズ釣りに使う

14カルカッタコンクエストです。

単純にかっこいいと思い購入。

ただ、このときは高いリールくらいの認識で

上位機種、ハイエンドを使っている認識はなかったです。

 

次に必要と思い手に入れたのが

ワールドシャウラ ツアーエディション

価格でみるとハイエンドと違うかもですが

パックロッドとしては上位機種に入ると思います。

これを買うきっかけは性能と安心感。

ナマズ釣り遠征に持っていった別のパックロッドが

遠征先で折れてしまいました。

このときは、これ1本しか持っておらず

現地で別ロッドを調達しました。

この経験から安心感のあるパックロッドが欲しいと考え

ワールドシャウラ ツアーエディションを購入。

 

そして決定的なロッドとリールを購入

ワールドシャウラ ツアーエディションを使った経験から

ワールドシャウラが好きになりました。

そして、通常のワールドシャウラを使ってみたい気持ちが高まり

18ワールドシャウラのスピニングを購入することを決める。

ただ、当時もっていたリールは中位機種。

せっかくならリールも揃えてしまえ、、、と

勢いで18ステラを購入。

18ワールドシャウラ2832 と 18ステラC3000MHG

この組み合わせを使うことになります。

これでシーバスや小型青物を釣ったり

たくさん楽しませてもらいました。

(いまは手放していますが)

 

ここが決定的な機会となり

ワールドシャウラの他番手を使ってみたりで

ハイエンドの良い部分を知ることになります。

そして、そのあとは上級者ではありませんが

ハイエンド機種を使うことに抵抗がなくなりました。

 

ここまでが、私がハイエンド機種を使うきっかけです。

 

私が思うハイエンドのメリットとデメリット

順番が逆になりますがデメリットから書きます。

デメリット

・価格が高い

・初めて使うときは緊張する(最初だけ)

・使うときに気を使い過ぎてしまう(最初だけ)

 

価格が高い

とにかく高い、、、そして中位機種との価格差と

性能差をイコールで感じるのは難しい。

 

間違えなく中位機種より良いのですが

価格差ほど良いと言えるかどうか。。。

たぶん、そこまでの差は感じられません。

 

性能差以外でいうと質感は違います。

これは所有感を満たしてくれます。

もちろんですが、特定の釣り以外は

釣果の差も価格差並みに出ることはないと思います。

 

初めて使うときは緊張する

これ、、、使うときとというより

買うときに緊張します(笑)

私のような腕でハイエンドを買っていいのか。

釣具店の店員さんになんか思われないか・・・

安心してください、、、気にする必要ないです。

最初は考えるかもしれませんが

おそらく、自分以外は自分のことを

そこまで気にしていないと思います。

そして、釣具店は高い機種が売れると嬉しいと思います。

一番は自分が使いたいと思っているなら

その気持ちを大切にですね。

使うときは、、、最初だけですぐ慣れると思います(笑)

 

使う時に気を使い過ぎてしまう

これも最初だけだと思います。

最初はちょっとぶつけると「あっ」と思いますが

釣りに夢中になっていれば忘れます。

そして、そのうち気にならなくなります。

強いていえば、運搬方法は気を付けるかもです。

たとえばロッドケース

布製のものより、ちょっとクッションがあった方がとか

セミハードケースのが良いとか。

そこは、少し気を使っているかもしれません。

ただ、釣りを開始してしまえば私は気になりません。

このあたりは、性格や考え方もあるかもですが。

 

ここまでデメリットを書きましたが

私が思うデメリットはやっぱり価格。

私が初めてハイエンドを買ったタイミングは

ちょうど車を手放したあとで、車の維持費を

そのまま費用にあてました。

とはいえ、そんな余裕のある生活をしている訳ではないので

ハイエンド購入のために節約をしています。

余裕があれば釣り行くための車も欲しいところですが

釣り以外の用途が少ないうえに

年間維持費を考えると・・・

そんな訳で、やっぱり価格はデメリットであります。

 

メリット

・所有欲が満たされる

・価格ほどではないが性能の差はある

・売るときは価格が落ちにくい

 

所有欲が満たされる

これが一番のメリットだと思います。

やっぱり質感は良かったりする。

また、憧れ的な部分もあるかもしれません。

私の話をすると、車を所有していたころの

1回あたりの釣行時間は2-3時間が多かったです。

また釣行回数も現在より多かったです。

対して、現在は1回釣りに行くと3時間から6時間

釣行回数は車所有時より減っています。

 

現在の1釣行あたりの増えた時間と減った釣行回数。

この限られた時間の中で

たとえ魚が釣れなかったとしても

自分の好きな道具で釣りをすることで

心を満たす助けになっている気がします。

 

価格ほどではないが性能の差はある

重量や巻き心地などスペック的なものもあります。

ただ、釣りは釣り場の影響が大きいので

正直、中位機種と比較した場合は

先に書いたように釣果に差は感じ難いです。

ただ、私がする釣りの範囲で比較的感じやすいのは

エリアトラウトかと思います。

釣り座の差は多少あれば、大体魚がいるので

こういった場合は多少は感じられます。

場所の差が小さくなり、技術や釣法の差が出やすくなる。

そのため、結果的に道具も影響するといった感じでしょうか。

必ずしもハイエンド機種が良いとは限りませんが。

 

売るときは価格が落ちにくい

これは買い替えのときの話です。

私は新しいロッドやリールが欲しい場合

用途が被るのであれば、手放して入れ替えることがあります。

理由として、用途が被る場合、片方の利用頻度が減ること。

そして、一番は資金捻出です。

このとき、ハイエンド機は売却時の価格が落ちにくいです。

そのため、入れ替える場合は、ハイエンド機の売却価格に

中位機種の新品価格ちょいを工面することで買い替えることがきます。

(もちろん機種によりますが・・・)

 

このあたりは、考え方にもよりますが

モデルチェンジなどでハイエンド機を入れ替える場合は

初期ほどの費用は掛からず最新のハイエンド機種を使うことができます。

私はですが、同じスペックの機種はメインとサブを残して

入れ替えることが多いです。

過去に遠征でロッドを折った経験からサブは用意するようにしています(汗)

 

ここまでのところだと

メリットがデメリットを上回ると感じられるかですね。

 

私が感じるハイエンドの使いはじめと現在

気持ち的な部分と実用の部分で書きます。

 

気持ち的なところで

使いはじめは、ちょっと気恥ずかしさが正直ありました。

また、扱いにも最初は気を使ったり。

とくに釣り場で他の釣り人と話しをする中で

「いいロッド使ってますね」

「〇〇(機種名)っていいですか」

とか、聞かれると最初は恥ずかしく感じました。

 

ただし。。。現在はというと

堂々と使えています(笑)

釣りの実力はいまいちでも

「好きな道具を使っています」

「好きな道具使うために私生活も努力しています」

と堂々と言うことができます。

そのことによって、大切な釣りの時間を

楽しく過ごすことができていると思います。

 

実用的な面でいうと

ハイエンドを使った当初はスペック的なところ

巻き心地、軽さなどしか分かりませんでした。

 

現在はというと

自分の釣りや好みにあわせて

機種を選ぶということができるようになりました。

 

これは、ハイエンド機種を使ってわかったことです。

私の釣り方や好みでハイエンド機種より

中位機種の方が良いと感じる場合があります。

入門機種からハイエンド機種を使うことで

適材適所の理解が進みました。

ここは、実用面で自身の釣りの幅を

広げられたと思います。

 

使いはじめと現在で比較すると

確実に釣りに対しての視野が広がったと思います。

 

私が考える上級者以外がハイエンド機種を使うことについて

費用面など無理がない状況なのであれば

とくに問題ないと思います。

ただし、、、初心者が使うのは異論はあります。

釣りを長く続けるか分からない場合は

入門機から入った方がよいのではと思います。

いくら、価格が落ちにくいとはいえ

使わなくなれば出費は大きいのではと思います。

(それが気にならない経済状況ならよいですが)

 

たとえば初心者でも釣りが楽しく感じて

今後も続けていきたいと思えるなら

入門機種→ハイエンド機種

入門機種→中位機種→ハイエンド機種

どちらでもよいのではと思います。

 

あとは、釣りにどんな時間を求めるかだと思います。

私の経験ですが、近くに釣れる釣り場があり

頻繁に釣りにいける状況なら

もしかしたら、ハイエンド機種に

興味が湧かなかったかもです。

これは、たられば、なので分かりませんが・・・

 

ただ、いまは釣れない時間も楽しむために

ハイエンド機種を使っているのも理由のひとつです。

(もちろん理由のひとつでそれだけではないです)

 

なので、私の考えは

釣りの時間が楽しめるの要素のひとつになるのであれば

上級者以外がハイエンド機種を使っても問題ないと考えます。

(この楽しめるには費用面に無理がないことも含みますが)

 

まとめ

結論は一番先に書いたことです。

「好きな道具を使えばいい」

 

そして、私の考えでは

上級者以外もハイエンド機種と使うのもあり。

ただし、条件として釣りを楽しく感じて

釣りを続けることができる方。

そして、ハイエンド機種は価格も高いので

無理のない範囲で購入費用を準備できる方。

(私は無理のない範囲で節約)

 

私が思うハイエンド機種の良いところ

・好きな道具を使うことで釣りの時間を豊かにしてくれる

・様々な道具を使うことで釣りの幅や視野を広げてくれる

 

私は上記の2点を感じます。

これは、釣りのスタイルや関わり方にもよるので

ハイエンド機種でなくても感じられる要素です。

実際に過去の私はハイエンド機種の必要性を

そこまで感じませんでした。

むしろ、中位機種のコスパに興味を感じていましたし。

また、もしかしたら、これからまた変わるかもしれません。

書いたのは私の現在での環境による考えです。

 

なので結論として

「好きな道具を使えばいい」

ハイエンド機種に興味があれば

上級者以外も使って良いとなります。

さらに言えば、価格は関係ないですよね。

道具には物理的なこと以外に気持ち的な

想い入れがあったりもしますし。

 

ちなみに私が想い入れが強い道具は

ハイエンド機種ではないです。



最後に

釣り場で話をしていると

釣り具の費用面について話になることがあります。

 

私の場合

まずは仕事を頑張る・・・が前提ですが

ハイエンド機種に限らずです

釣り具買うための節約もしています。

 

たとえばですが

私は仕事の日のランチは節約要素の一つです。

仕事中の食事は拘りがないこともあり

釣り具に拘りが少し出始めた頃から

仕事中のランチ代を以前と比較して1/3に抑えています。

 

あと、休日は妻との外出か釣りがメインなので

洋服なども必要なものしか買わず

衝動買いが減りました(釣り具はするのに・・・)
外出用の服以外は低価格帯の量販店でお世話になっています。

 

仕事のとき1,000円使っていたお金を500円にできれば

仮に20日出勤で月1万円の節約、半年でハイエンド機種に近づきます。

足りない部分を他で節約して何とかする。

こんな感じで無理のない範囲で節約をしつつ

道具を増やし過ぎず入れ替えながら

使いたい釣り具を使っています。

 

でも、これも生活の中で何を大事にするかですね。

超えちゃいけない一線は

それぞれあると思いますし。

 

 

いろいろ書きましたが

過去から現在までも考え方は変わったので

現在から未来も変わるかもしれません。

それでも、たぶん変わらないと言えそうなのは

「好きな道具を使えばいい」

だと思います。

この記事では、私自身が最初使うことに

少し葛藤があったので、ハイエンド機種に

焦点をあてましたが

「好きな道具」に価格は関係なく

大事なのは「好きな道具」であること。

そして、「好きな道具」で好きな釣りの時間を楽しむこと。

これが大事ですよね。

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。