今シーズン初のプールトラウトから
すでに2回ほど釣行を追加しています。
ただ、気温や水温が安定せず渋い状況でした。
本格的に釣れだすのはもう少し先かもですが・・・
いくつか気づきがあったので今日は書いてみたいと思います。
エリアトラウトの一般的なルアーローテーション
エリアトラウトのセオリーでは
活性が高いとき(放流直後など)は
カラー、アピールともに強いルアーを使う。
そこから、徐々に活性が落ちていくの合わせて
ルアーの強さを落としていきます。
ただ、、、実際はこの通りにならないことも多いです。
管理されている釣り場とはいえ
魚の考えていることは分かりません(汗)
セオリー通りやっても釣れないとき
直近2回の釣行ではプールの水もまだクリアのため
魚の動きが目視で確認できました。
釣り開始直後は強めのカラーから試していき
釣れないので徐々にルアーを弱くしていきました。
・・・が、しかし
ルアーを弱くするほど魚の反応が悪くなる。
こういう状況は本当に困ります。
水質がクリアであれば魚の動きをみながら
合わせることもできますが、そうでない状況だと
仮説をたてながらルアーを投げて実証していく必要があります。
最近はクランクの練習をよくしています
いつもと違うことを試す
私個人の考えですが、いくつか試すことがあるので
順番に書いていきたいと思います。
(1)ルアーの巻き速度
早巻き、または極端に速度を落とす。
皆さまも経験があると思うのですがルアーを回収時に
早く巻いたタイミングで魚が反応することがあります。
これはエリアトラウトに限らずですが。
早巻きで反応があれば、レンジとカラーを変えて反応を見る。
この作業によって、レンジとカラー、巻き速度の検討がつきます。
ただし、早巻きで反応があっても、口を使わない場合もあります。
その場合は、試したカラーとレンジを参考に巻き速度を調整します。
また、アクションを入れるか。
巻き速度を極端に落としたときもやることは一緒です。
ただ、速度を落とす分には口を使うことも多いです。
エリアトラウトに限らず、魚はかなりの速度で巻いたルアーも追いますし。
逆に放置の状態でも口を使ったりします。
(2)ルアーの大きさを極端に変える
私がやるのは早巻きとあわせて、ルアーも重く大きくしたりします。
通常は放流以外使わないであろうタイプもあえて使います。
口を使うかは別として極端な方に振って反応をみたいからです。
エリアトラウトの場合、逆に小さくする場合は釣り場のルールの範囲になります。
いずれも、水質がクリアであれば魚の反応が見れるので
観察しながら絞り込んでいきます。
(3)雰囲気なくてもトップとボトムは試す
とくにトップは魚が浮いていないときは躊躇しがちですが
トップで釣れる雰囲気がなくてもとりあえず試します。
釣れなくても、釣れないという情報が欲しいためです。
ボトムは多くの方が試すと思うのですが
トップも水中からみればボトムと同じ壁なので
試しても良いかな、、、と考えています。
まあ、、、雰囲気ないときは釣れないことが多いですが。
ちなみに、トップの放置も時間あれば試すのはありです。
番外編 普段使わないルアーを試す
誰もが経験から良く使うルアーとそうでないルアーがあると思います。
釣れないときこそ、苦手としていたり、普段使わないルアーを試すべきかと。
この時点で釣れてないので釣果を気にしないで試せますし(笑)
ただ、普段使っているルアーで釣れないので
意外に釣れたりすることもあります。
試す価値ありです。
ここまで、いろいろ書いてきましたが
直近の2釣行で試したことを書いてみます。
直近の2釣行で試したこと
午前中に釣り場に入れたので
まずは、セオリー通り強めのルアーで探りました。
数投していると単発ながら釣れましたが続かず。
徐々にルアーのアピールを下げると
これも単発ながら釣れました。
しかし、、、それぞれ単発でしか釣れないため
魚の活性は低いのかと判断してルアーを弱くしていきました。
単発で釣れたものの、続かず釣れなくなりました。
はい、困りました・・・
とりあえず強めのルアーに戻してみると追う魚はいる。
あと、回収のときの早巻に反応する魚がいる。
このことから、少しルアーサイズを上げて中層を早巻きすると
追う魚がいることがわかりました。
念のためルアーを少し弱くして試すと反応が弱くなります。
このことから、アピール力がないと釣れない気がします。
とはいえ、反応はするけど口を使わない。
ここまでスプーンで試してきましたが
巻き速度を落としてもある程度アピールがあり、
中層を巻きながら探れるクランクに変更。
これもいくつか試しましたが、カラー、大きさ、動きが
弱いタイプは反応が悪かったです。
なので、通常サイズの動きがある程度ある
クランクにしたところ口を使うようになりました。
この日、反応がよかったクランク
とくに一番下のラッキークラフトWAH37F
結果、この釣行のポイント
一見、活性が低い状況に見えるが
ルアーのアピールを下げると口を使わず
ある程度のアピールが必要。
そのうえで、巻き速度、レンジをあわせることで
口を使ってくれた状況でした。
ただし、厳しい状況には変化はなくて
けして良く釣れる状況ではなかったですが。。。
放流も少し特殊だった気が。。。
放流直後はアピール強めのスプーンも反応があったのですが
すぐに反応がなくなり、徐々にルアーのアピールを落としても釣れない。
なので、持っているけどあまり使わないスライド系の
大きいスプーンを使ったところ嘘のように魚が反応するようになりました。
このスライド系のスプーン、なかなか良い思いが出来なかったのですが
ここで結果を出してくれました。
放流に限らずですが、オープンが日が浅く気温や水温も
安定しない状況もあり、少し特殊なのかもしれません。
放流で反応が良かったので左上のスプーン
ティモンのロミー2.1グラム
まとめ
セオリー通りやっても釣れないときは
意識して普段やっていないことをやってみる。
(1)巻き速度を極端にする
(2)ルアーの大きさルール内で極端にする
(3)トップとボトムは雰囲気がなくても試す
番外編として、苦手や普段活躍の場がないルアーを試す。
上記を行って魚の反応を見ながら試行錯誤を続ける。
上記以外でも巻き速度に関連しますが
巻き上げ、巻き下げなどありますが・・・割愛。
当然ながら、上記を試しても釣れないこともあります(汗)
ただ、釣れない状況と同じことしても釣れないので
上記のことを私は試しています。
あくまで、私の考えなので参考までに。。。
これはサクラマスかな
あと、エリアトラウトに限らずですが
練習するとき魚の動きが目視できる場所がいいですよね。
ナマズ釣りならナイトゲームよりデイゲームで練習すると
ナイトゲームで活かすことができます。
私の経験だとシーバスもルアーのバイトを
目視できたことで勉強になりました。
こればかり、釣り場の水質にもよりますが
可能であれば水質がクリアな場所で練習をして
その後、濁りのある場所で練習もありかもです。
以上、エリアトラウトで釣れないときに試すことの記事でした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。