アジングロッド 34(サーティフォー) Advancement BCR-56

今年購入した釣り具では

一番良かったと思っています(いまのところ)。

 

まずはこのロッドを購入した経緯など書きたいと思います。

 

モバイルアジングロッドを購入した理由

理由(1)

私のアジングは電車釣行が基本です。

そして、アジは釣れたら持ち帰ることもあります。

そうなるとクーラーも必要。

結果、荷物が増える。

加えて、夕方と夜に電車を乗るので

タイミングによっては混んでいる。

そんな状況だと荷物を少しでも減らしたい。

それが理由(1)となります。

モバイルロッドと通常ロッドの使い分けは

アジを持ち帰る予定があるか、

あとは釣り場の状況(ロッドの特性と釣り方が合うか)、

気分(笑)で使い分けています。

 

理由(2)

これは、そんなに大きな要因ではないですが

仕事帰りに釣りに行けたらと思い・・・

いまのところ叶っていないですが(汗)

 

どうしてこのロッドなのか

実は・・・このロッドの前に手ごろな価格の

モバイルロッドを購入したのですが・・・

機能面で不足を感じることが多くて

結局、使わなくなってしまいました。

何が違うかというと

感度とフッキング性能に不満が出てしまう。

 

具体的に書くと

アタリが少しぼやるける感じがありまして

その影響かもですがフッキング率が悪くて。

イメージとしては、合わせが少し遅れる感覚というか。

ただ、アタリの数自体は問題なくとれるんですよね。

また、キャストやジグヘッドの操作性は

とくに問題を感じないのです。

そんなときに何かで

BCR56のインプレをみて興味を湧きました。

そして、セールのタイミングを見計らって購入となりました。

 

34(サーティフォー) Advancement BCR-56 

メーカーHPより引用

34net.jp

スペック

34(サーティフォー) Advancement BCR-56 


Modelname    BCR-56
TipType    ソリッド
Length(ft&cm)    5’6″(168cm)
Section    4pc
Closed(cm)    47.5㎝
Rig wt(g)    0.3~3.0g
Line    1~2lb
weight    69g

 

スペックで気になる部分

良いと思える部分は仕舞寸法

心配になる部分は重量でしょうか。

この点については

これから書いていきたいと思います。

 

以前と同様ですが

私が通う釣り場で使用した場合のインプレになります。

私が通う釣り場-------------------------

堤防から海面までは1メートルから2メートル

水深は足もとで1メートル半から4メートルくらいでしょうか。

潮が動き出すと流れが強くなる場所があり

この流れをどう使うかが釣果を左右しています。

また、堤防際もしっかり狙う必要があります。

使うジグヘッドは0.4gから1.0g

メインは0.4gが多いです。

状況によって0.6gがメインになる場合も

-------------------------

 

では、各項目に分けて書いてみたいと思います。

※★は5点満点(あくまで個人的感覚でつけています)

 

Advancement BCR-56 を使ってみて

感度 ★★★★

反響感度、流れを感じる抵抗感度

ともにバランスがよく素晴らしいです。

 

反響感度

かなり小さなアタリも感じられます。

ソアレS58SUL-Sと同等かそれ以上です。

反響感度の質としてはソアレS58SUL-Sに近いです。

シャープカットとは質が違います。

以前使ったモバイルロッドとも違います。

 

抵抗感度

流れの水圧などを感じる感度についても

申し分ない感度です。

ティップが柔らかいのもあり

その恩恵を十分に感じられます。

私的にはソアレS58SUL-Sよりも潮流を感じやすいです。

使えるルアーウェイトが違うので

その差が出ているかもです。

 

反響感度だけならシャープカットのが良いですが

抵抗感度も含めてTTLでみれば

とても高いレベルだと思います。

 

キャスト感 ★★★

ガイドが小さいのもあってか

(これが感度に良い影響かと思いますが)

キャストフィーリングは普通です。

ただ、飛距離はちゃんとでており

実用面ではまったく問題はありません。

 

操作感 ★★★

ソアレS58SUL-Sと似たタイプの操作感です。

流れが強い場所だっり、2gとか超えると

ティップにだるさを感じるかもです。

ティップが柔らかいのフッキングが決まるか

不安があったのですが、余計な心配でした。

私の使用環境では問題ないです。

むしろ柔らかいティップのおかげもあり

合わなくてもフッキングしていることもあります。
(ソアレS58SUL-Sも同様な感じがありました)

細いティップを並み継でここに接続します。

よってティップの継ぎ目はぱっと見わからないです。

 

全体感 ★★★★★

正直、モバイルロッドと言われなければ

わからないレベルで作られているモバイルロッドです。

とくに感度の面ではとても素晴らしく

普通の2ピースと遜色ないです。

 

また、先に記載した重量なのですが

まったく重たいとか感じません。

ロッド自体のバランスがとても良いです。

過去に軽さと感度が強みのロッドを使ったことがありますが

個人的にはこちらのが扱いやすいです。

 

そして仕舞寸法

これも満足です。

ケースもついて持ち運びも安心です。

これだけ完成度の高いモバイルロッドは

多くはないと思います。

 

使用感としてはソアレS58SUL-Sが好きなら

このロッドも気に入るのではと思います。

一方、シャープカットの操作感が好きな方は

ちょっとイメージが違うと思います。

 

ここまで褒めるだけなので

ここはちょっと、、、的なところも書きます。

まずは、ティップはかなり細く

それ以外の部分も繊細な感じはします。

これを釣り場で4本の抜き差しをして

さらに竿袋に入れるのは気を使います。

 

継ぎも多いので緩みなどもときどき

チェックする手間はあります。

ただ、2釣行で50匹くらいのアジを釣っていますが

いまのところ緩んだことはないです。

 

また、何よりも価格です。

けっこう良いお値段です・・・

 

現時点ではこんなところでしょうか。

 

まとめ

良くない点も書いてみましたが

やっぱり、このロッドは私のお気に入りです。

アジング用のモバイルロッドはこれも含めて

2本しか使ったことはないですが

モバイルロッドとしての比較ではなく

通常のロッドと比較しても良いロッドです。

先に使ったことがあるモバイルロッドも

モバイルロッドとしては悪くはないのですが

これと比較すると見劣りします。

(価格が違うので当然ですが)

 

正直言って、ここまで期待をしていなかったので

本当に良い買い物でした。

そして、アジングをメインにしている

メーカーが作るロッドにも興味が湧きました。

価格も高いので簡単には試せないですが

機会があればサーティフォーの他のロッドも

使ってみたいと思いました。

 

以上、Advancement BCR-56 の記事でした。

また、長期間を使ってのインプレ記事も

いずれ書きたいと思います。

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。