アジングロッド シマノ ソアレS58SUL-Sインプレ

旧ブログでも書いた記事なのですが

さらに使い込んで見えた部分もあるので

あらためて書き直したいと思い

こちらのブログでも記事にしました。

 

私が通う釣り場について

場所について

場所の雰囲気は小さい漁港のような感じ。

ただ、利用用途としては漁港ではなく

小規模港湾といった感じです。

釣りができる場所も限られており

人が多い日はランガンみたいなことは難しく

一か所に入ったら、そこで粘る感じです。

都市部の釣り場なので

これは仕方いと思っています。

 

堤防から海面までは1メートルから2メートル

水深は足もとで1メートル半から4メートルくらいでしょうか。

潮が動き出すと流れが強くなる場所があり

この流れをどう使うかが釣果を左右しています。

また、堤防際もしっかり狙う必要があります。

 

ジグヘッドの重さについて

私は0.4gをメインにしています。

風と流れ次第で1gまで使う感じです。

(私はアジングではジグ単のみです)

 

※軽いジグヘッドの使用について

軽いジグヘッドはそこまで必要ないとの意見も聞きます。

ただ、私の技術問題もあってことかと思いますが

無風のときに0.8gまで上げると明らかに釣果が落ちるんですよね。

おそらく、水深が浅いのもありレンジキープと

ジグヘッドを留まらせるが難しくなるからではと思っています。

なので、技術のある方なら1g前後のジグヘッドで

広範囲に探って釣ることができるのかもです。

これは一番通う釣り場の話ではあるのですが・・・

他に2か所ほどたまに行く釣り場があるのですが

そちらでは1g以上がメインになっています。

 

釣れるアジの大きさ

小型がメイン、中型が混じる感じ。

尺超えが釣れているのは見たことありません(汗)

 

今回のインプレは上記のような

場所をメインに使った印象となります。

 

S58SUL-Sのスペック

レングス:5.8ft.(全長1.73m)

自重:56g

ティップ:ソリッド

ルアーウェイト:0.3g-6g

 

なんだかスペックだけみると

特徴ないなぁ。。。と感じです。

しかし、このロッド

大きな特徴が一つあるのです。

それが、ティップです。

ソリッド部分が約40センチ

私が今まで使ったアジングロッドで

一番短いモデルなのですが

ソリッド部分に関しては

一番長いロッドになります。

同じソアレでS610SUL-Sも所持していますが

使い心地はまったく異なります。

 

上が58、下が610 ソリッド部の長さ僅かに58のが長いです。

(写真の左端のガイドからがソリッド)

レングス自体はこのくらい差があります。

ソリッドティップの種類も58と610で違うみたいです

 

上の写真は継いでティップ側で比較

下の写真は2ピースのティップ側だけで比較

 

このロッドに辿り着くまでの経緯

まずはレングスと強さ

堤防際を流すこともあるので

長さすぎるロッドは使い難いです。

また比較的浅いため、使うジグヘッドも

軽めのものが多いため、強すぎるロッドも使い難いです。

 

アジングを始めた頃は汎用性を求めて

6フィート半前後のロッドで、5gくらいまでは

使えるロッドを購入しました。

もちろん、これで問題はなかったのですが

いまの釣り場に通うになってから

1g以下をメインに使うようになり

ジグヘッドの操作感に少し不満が出てきました。

また、レングスも少し長いと同時に思いました。

 

次に510のロッドで高感度を強みにしたロッドを使いました。

長さと感度は文句なしでした。

また、ジグヘッドの扱いも悪くないです。

ただ、まだ少し0.4gを操作にするには

ロッドの張りが強いと感じていました。

 

そんな経緯があり購入したのが

ソアレS58SUL-Sになります。

ちなみにS58SUL-Sのルアーウェイトは6gまで。

これだけ、見ると強すぎなんではないか。。。

これが、そんなことないんです。

たぶん、長いソリッドティップの恩恵もあり。

使い心地について書いていきます。

 

実際に使ってみて

私の通う釣り場では本当に使いやすいです。

あらためて書きますが

メインで使うジグヘッドは0.4gから1g

足場の高さは1メートルから2メートル

水深は1メートル半から4メートルくらい

堤防際も狙っていく。

そしてアジのサイズは中型くらいまで(尺超えはない)

似たような条件なら本当に使いやすいのではと思います。

 

キャストについて

グリップが短いのでシングルハンドキャストです。

普段やらない方は慣れる必要があると思いますが

長いソリッドティップのおかげか

ためが効くので投げやすいです。

0.4gは普通に投げれます。

0.2gも試してみましたが

垂らしを長くすれば投げれなくはないです。

上が58、下が610で結構長さが違います

 

使いやすいジグヘッドの重さ

あくまで私の感覚ですが

0.4gから1.5gくらいまで。

ロッドの強度面から言えば

仕様通り6gも問題ないと思います。

ただ、長いソリッドティップの影響か

ジグヘッドが重くなると

ティップが持っていかれる感じがあり

操作感が悪くなります。

ただ、これがこのロッドの

最大のメリットでもあると思っていますが。

 

感度

アタリのような接触感度は

長いソリッドティップの影響もあってか

チューブラーティップと比較したら

鮮明さに欠けるかもです。

ただ、アジングするうえで必要十分の感度はあります。

また、潮流を感じるような圧的な感度は

長いソリッドティップの恩恵か

かなり感じやすいです。

悪く言えばティップが持っていかれるのですが

私はまったく問題を感じません。

私が思うにですが、ジグヘッドを重くしてしまうと

このロッドの良さが消されてしまう気もします。

感度にこれらの影響がもあるのかな

グリップは雨の日、少し滑りそう・・・

(私は雨の日にアジングはしないのでわかりませんが)

 

魚を掛けてみて

私の釣り場で尺アジは釣れない?のですが

(私は釣れたことがないし、釣れているのを見たこともない・・・)

セイゴとチヌはいます。

とくにボトムずる引き状態のときは

チヌがかかってきます。

中型アジより強いと思われる上記のよう魚でも

やりとりに問題を感じることはなかったです。

また、セイゴは30センチくらいまで

抜き上げましたが問題なかったです。

ただ、すごく安心という訳ではなく

ロッドを立てないように慎重にやりました。

足場が高いところや、柵があるような場所だと

ちょっと怖いかも・・・

上が58、下が610 けっこうバット部分の太さは違います。

 

フッキングについて

長いソリッドティップなので

フックまで力がちゃんと伝わるのか・・・と

少し思ったりしましたが問題ないです。

当然、アタリを感じから合わせて掛けることもできます。

あとは、特筆すべき点としては

これも長いソリッドティップの恩恵か

アタリかよくわからない違和感も

聞き合わせみたいな感じで

ロッドを少し動かすと

それでフッキングしていることがあります。

おそらく、長いソリッドティップで

接触感度を犠牲にした分

魚が違和感を感じるまで微妙に長いのか

よくわかりませんが

他のロッドではあまりない掛かり方もします。

実はこのロッド以降も2本くらい他のロッドを

試したのですが、この感覚はS58SUL-Sのみでした。

 

まとめ

いまの私のメインロッドです。

とても気に入っています!

0.4gが扱いやすく、いざとなれば

6gも投げれる汎用性。

あとはこの機種に限らずシマノならではかと思いますが

強度というか耐久性の面でも安心感があります。

アジングに強いと言われるメーカーのロッドは

繊細さが強調されていてちょっと心配。

実際に使いましたが気を使いました(汗)

使った感じもソアレは多少雑に使ってもいけそうな感じというか。

本当に雑に使ったからダメと思いますが(笑)

スパイラル・・・のおかげか

アジングロッドでも安心感があります。
継ぎのところのスレッドも厚い感じがします。

 

良くない点も一応書いておくと

特化型ロッドなのでルアーウェイトが6gまでとあっても

2g以上がメインなら他のロッドのが良いと思います。

私はメインのジグヘッドが1gを境に使い分けています。

あとは、価格が高い・・・

このロッドを購入するまでに使っていたロッドの一部は

S58SUL-Sが気に入ったら売却する予定でした。

そして、S58SUL-Sが気に入ったの売却となりました(汗)

少し長さが違いますが、ソアレXRでも類似の

スペックがあるので、そっちもありかもですね。

 

S58SUL-Sのほかに3本アジングロッドを所持しています。

1本はチューブラー、1本はS610SUL-S

もう1本はパックロッド

また、機会があれば上記のロッドについても書きたいと思います。

 

 

旧ブログでの記事

namazunoko.hatenablog.com

 

namazunoko.hatenablog.com

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。